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浜松の交差点5人死傷事故、遺族と運転手ら和解 地裁浜松支部

(2020/5/29 07:45)

 浜松市中心街のスクランブル交差点で5人が死傷した事故で、死亡した主婦=当時(31)=の遺族が、殺人罪などに問われ東京高裁の控訴審判決で逆転無罪となった中国籍の女性(37)とその夫(60)に対し慰謝料など約1億円の損害賠償を求めた訴訟は28日、静岡地裁浜松支部(川淵健司裁判長)で和解が成立した。
 関係者によると、昨年12月に同支部から和解による解決の打診があり、協議していた。和解条項には、同様の事故が二度と起こらないように夫が女性を監督することなどが盛り込まれた。
 訴状などによると、女性は2015年5月2日、同市中区の鍛冶町交差点で乗用車を運転中、赤信号で一時停止した後、信号を無視して横断歩行者に衝突し、主婦を死亡させたなどとされる。主婦と夫は夫婦生活や当時10カ月の娘の成長を見守る楽しみ、希望を突如奪われ、娘は母親の愛情を受ける機会を失ったなどとして精神的な苦痛を受けたと主張していた。
 女性は静岡地裁浜松支部で有罪判決を受け、二審の控訴審で心神喪失による無罪判決となった。

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