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視覚障害者にスマホで信号伝える 静岡県警、全国初の歩行支援

(2020/4/25 08:19)
静岡県警が運用を開始した歩行者支援装置によってスマートフォンに送られた信号機情報=24日午前、静岡市葵区の県庁前交差点
静岡県警が運用を開始した歩行者支援装置によってスマートフォンに送られた信号機情報=24日午前、静岡市葵区の県庁前交差点

 静岡県警は24日、スマートフォンを通じて音声や振動、画面で視覚障害者らに歩行者用信号機の情報を伝える歩行者支援装置の運用を静岡市葵区と三島市で開始した。同装置の運用は宮城県と並んで全国で初めて。
 運用を始めた交差点は、官公庁や病院があり、人通りの多いJR静岡駅周辺の10カ所と、県東部の玄関口でもあるJR三島駅周辺の13カ所。青信号時に音楽が流れる従来の音響式歩行者支援システムは運用を継続する。
 同装置はスマホを持った人が交差点に近づくと、専用アプリが自動的に作動し、スマホに交差点名や方向、歩行者用信号機の表示色などを音声や振動、画面で通知する仕組み。音声や振動のパターン、方向の名称などは自身で変えることができる。障害者用の青信号延長機能がある信号機はスマホ操作での延長申請が可能になる。
 専用アプリをインストールするだけで利用できるなど汎用(はんよう)性が高い上、音響式は夜間の使用が制限されていたため、同装置の導入によって場所や時間にとらわれない活用が可能になる。専用アプリ「信GO!」は24日から、App Storeで配信を開始し、29日以降にはGoogle Playでもインストールできるようになる。
 アプリを利用して県庁前交差点の横断歩道を渡った男性(52)=静岡市葵区=は「24時間利用できるので安心感がある。設置箇所を増やしていってほしい」と話した。

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