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家族で万引の女、懲役3年を求刑 地裁浜松支部公判

(2020/3/25 07:46)

 夫や中学1年の長男と万引を繰り返したとして、窃盗の罪に問われた浜松市の無職女(44)の第2回公判が24日、静岡地裁浜松支部(横江麻里子裁判官)で開かれ、女は初公判で留保した罪状認否について「間違いありません」と述べた。検察側は懲役3年を求刑した。
 長男が特定されるとして、公判は匿名で行われた。論告で検察側は、夫とともに本来就学させ扶養すべき子どもに万引を実行させ、自分たちは安全な場所で待機していたとして「巧妙かつ卑劣な犯行態様」と指摘した。子どもが保護者の指示に従って違法行為を繰り返したことから「子どもが負った心の傷は回復しがたく、与えた悪影響は計り知れない」と非難した。
 弁護側は「自分の行為を深く反省し、今後は仕事に就こうとしている」として執行猶予付きの判決を求めた。
 起訴状などによると、女は夫や長男と共謀の上、2019年9月1日と12日、浜松市西区と中区のショッピングセンターなど3店舗で米2袋や洗剤など計4点(約7千円)を盗んだとされる。
 夫は長男と共謀し、市内の路上にコンクリートブロックを置いたり、農機具小屋に火を付けたり、JR東海道線の線路上にタイヤを置いたりしたとして、往来妨害や器物損壊、電汽車往来危険などの罪でも起訴されている。長男は少年院送致された。

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