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課長補佐漏えい認める 沼津市入札妨害、静岡地裁初公判

(2020/2/25 17:42)

 沼津市発注の道路改良工事の設計価格を特定の業者に漏らしたとして、公契約関係競売入札妨害の罪に問われた市工事検査課課長補佐(50)=同市東椎路=の初公判が25日、静岡地裁(林田海裁判官)で開かれた。被告は起訴内容を認め、検察側が懲役1年6月を求刑して即日結審した。
 判決は3月6日。
 検察側は論告で「業者から度重なる接待を受けて不適切な癒着を深めた。身勝手で利欲的な動機に酌量の余地はない」と指摘。「自身の立場や知識を利用し、事件に不可欠な役割を果たした」と非難した。
 弁護側は「業者が市職員に対して接待攻勢を掛ける中、過去の良心的な対応から優良業者と認識していたために依頼を断れず価格を教えてしまった」と主張。「市民や家族の信頼を裏切ったことを深く反省している」として執行猶予付き判決を求めた。
 起訴状などによると、被告は土木建設会社元社長の男(47)=同市白銀町、同罪で公判中=と共謀し、市が2018年11月に実施した道路改良工事の一般競争入札を巡って同10月19日に被告が元社長に工事の設計価格を伝え、同社に最低制限価格に近い価格で落札させたとされる。
 

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