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障害者虐待、静岡県内65件 18年度、家族など養護者20件増

(2020/1/23 07:23)

 静岡県はこのほど、2018年度に県内市町で確認された障害者虐待の調査結果をまとめた。家族などの養護者や福祉施設職員による虐待は計65件で、前年度より18件増えた。県障害者政策課は「これまでしつけなどとしていた事例を虐待に認定するようになったため」だとし、市町による厳しい認定が増加の背景にあると説明している。
 家族などの養護者による虐待は54件で、前年度より20件増えた。このうち暴力・拘束などの身体的虐待が35件(前年度比17件増)、暴言・無視などの心理的虐待が15件(同4件増)、放棄放置が10件(同3件増)、障害年金の使い込みといった経済的虐待が9件(同2件増)だった。
 施設職員による虐待は11件で前年度より2件減った。類型別では身体的虐待が8件(前年度と同じ)で圧倒的に多かった。施設職員が障害者の言動に反応し、衝動的、感情的になって暴行に至るケースが多いという。
 県の担当者は「虐待防止に向けて、どのような事例が虐待に当たるのかを周知するとともに、障害者からの相談内容の情報共有などを通じ、早期発見に努めたい」としている。

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