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新型肺炎、静岡空港でも注意喚起 国際線出発ロビー

(2020/1/17 07:43)
武漢市での肺炎発生を知らせるポスター=16日午後、静岡空港
武漢市での肺炎発生を知らせるポスター=16日午後、静岡空港

 新型のウイルス性肺炎の感染者が国内で初確認されたことを受け、静岡県内でも警戒感が強まっている。日中両国間で人の往来が激しくなる春節(旧正月)を前に、静岡県や静岡空港の関係機関は県民や医療機関、搭乗者らに対する注意喚起に力を入れている。
 上海や杭州など八つの中国路線がある静岡空港。中国・武漢市からやって来る搭乗者も一定程度いるとみられ、7日に国際線出発ロビーに武漢での肺炎発生を日本語と中国語、英語で知らせるポスターを掲示した。せきや発熱の症状がある同市からの帰国者は検疫官に申し出るよう呼び掛けている。
 入国前の検疫ブースではサーモグラフィーにより搭乗者の発熱の有無を確認している。ただ、感染が確認された神奈川県在住の男性は帰国時に解熱剤を飲んで検疫を通過したとされ、静岡空港を管轄する名古屋検疫所も「サーモグラフィーは100%ではなく、発熱以外の症状は本人から聞くしかない」とした。
 静岡県は厚生労働省からの通知を受けて7日に、県内全市町や県医師会、県病院協会、県内各保健所に文書を送付。患者が武漢市に滞在していた場合は院内感染対策を徹底し、原因不明の肺炎患者を診察した際は国立感染症研究所で検査することを求めた。一定の基準を満たした県内14病院で検体を採取し、同研究所に送る体制を取っている。
 県民にも予防を呼び掛ける方針だが、新型肺炎に関する情報が不足しているため対応は限られ、県の担当者は「インフルエンザ対策と同様に手洗いやマスク着用を周知していく」と話す。

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