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「温泉会館」解体、御殿場市が方針 台風19号で源泉施設損壊

(2019/11/15 07:35)

 御殿場市は14日までに、市温泉会館(同市深沢)の営業を2020年3月末で終了し、建物を解体する方針を固めた。老朽化や耐震性に課題があるとの指摘を受けて今後の在り方を検討していたが、10月の台風19号で源泉施設が損壊し、「苦渋の判断」(市担当者)に至ったという。
 市は近く市議会全員協議会で方針を説明する。市は再建に前向きな姿勢で、まずは源泉施設の再生を目指す。
 市によると、台風19号による土砂崩れで、三つある源泉のうち最も湯量が多い「乙女3号源泉」の貯湯槽や電源設備が押し流され、使えなくなった。他の源泉だけでは長期にわたって安定供給するのが困難と判断した。
 同館は1979年に開館し、憩いの場として親しまれてきた。富士山を眺めながら入浴できると人気を集め、ピークの93年度には延べ約18万人が来館。近年も年間約12万~13万人が利用している。施設の老朽化に伴い、市は17年度から、今後の方向性について検討を重ねていた。

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