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夏期研究数、最多42件 富士山旧測候所、活用が拡大

(2019/9/5 07:22)
夏期観測参加研究数・人員数の推移
夏期観測参加研究数・人員数の推移

 認定NPO法人「富士山測候所を活用する会」は4日、剣が峰(標高3776メートル)の旧測候所で今夏実施された研究数が2007年の活動開始以来、過去最多となる42件に達したことを明らかにした。対前年比も約1・4倍に増加し、日本一高い研究施設という立地を生かした各種のプロジェクトが広がっていることが示された。
 同会によると、7~8月で行われた夏期観測の期間中、延べ425人の専門家らが旧測候所を使った活動に参加。大気化学や火山防災、地質学、高所医学など、多様な観測や実験などが繰り広げられたほか、山頂にカメラを設置してライブ動画を配信する取り組みも新たに実施した。7月には同法人による観測が始まってからの参加者数が延べ5千人に達した。
 事務局長の鴨川仁県立大特任准教授は「新規のプロジェクトが大幅に増えたが、延べ利用者数は微増だった。施設運営の向上も視野に、研究者のさらなる受け入れ拡大を目指したい」と話した。

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