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漁船陸揚げ、遊泳禁止 静岡県内、備え強化 台風10号

(2019/8/14 23:15)
台風10号の高波に備え、陸揚げされた漁船=14日午後1時ごろ、伊東市の八幡野港
台風10号の高波に備え、陸揚げされた漁船=14日午後1時ごろ、伊東市の八幡野港

 台風10号の西日本接近に伴い、静岡県内では14日、船舶や空の便に欠航が相次ぎ、交通機関に影響が出ている。被害を未然に防ごうと備えを強化する動きも活発化し、いつもなら多くの人でにぎわうビーチが閑散とする様子が見られた。
 駿河湾フェリー(清水―土肥)は台風9号の影響により9日から続く全便欠航が14日で6日連続になった。15日も全便欠航する。下田と伊豆諸島を結ぶ神新汽船も14日の運航を取りやめ、9日から通常運航できていない。担当者は「会社始まって以来の事態」と頭を抱えた。
 空の便は静岡空港を発着する中国線計6便が欠航した。
 イベントにも影響が出た。昨年28万人を集めた焼津市の焼津海上花火大会は予備日を含めた14、15両日の開催中止を決定。浜松市東区の中野町煙火大会は実施を14日から17日に延期した。
 伊東市の八幡野港では高波が堤防を越える恐れがあるとして、漁船約10隻が港の奥のスロープに陸揚げして念入りに固定された。地元漁業者の男性(57)は「西日本を通るが、大型のためうねりが強い。警戒が必要だ」と強調した。
 伊豆半島南部の複数の海水浴場では遊泳禁止措置が取られた。南伊豆町の弓ケ浜海水浴場は時折晴れ間がのぞいたものの、砂浜を訪れる人はまばら。ライフセーバーの男性は「引き波が強く、泳ぐのは危険」と話した。

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