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<京アニ放火>人気作「氷菓」聖地 加茂荘花鳥園(掛川)が哀悼

(2019/7/20 07:22)
人気アニメ「氷菓」でヒロインたちが談笑していた縁側で、ファンが書き残したノートをめくる加茂元照会長=19日午後、掛川市原里の加茂荘花鳥園
人気アニメ「氷菓」でヒロインたちが談笑していた縁側で、ファンが書き残したノートをめくる加茂元照会長=19日午後、掛川市原里の加茂荘花鳥園

 京都市伏見区のアニメ制作会社「京都アニメーション」で34人が死亡した放火火災で、同社の人気アニメ「氷菓」の聖地(舞台)の一つである加茂荘花鳥園(掛川市)でも19日、悲しみが広がった。
 氷菓は2012年に放送された。加茂荘は、ヒロイン「千反田える」(愛称・えるたそ)が暮らす豪農千反田邸のモデルとなった。第4話で登場し、長屋門や庄屋屋敷に加え、屋敷内の火鉢や日本画など小物まで細かく描かれている。
 放送後から「聖地巡礼」として学生を中心にファンが押し寄せ、ピーク時は年間数万人が訪れたという。ファンが寄贈したイラストやフィギュアなどグッズも増え、氷菓コーナーも広がった。
 制作会社のクルーが加茂荘を訪れたのは11年。「必死に家を見て使える所を写真に撮って考えていた。素晴らしいアニメを作ってくれた。事件の一切がショック」と加茂元照会長(89)。ファンが書き残したノートをめくりながら「氷菓のように根強いファンがいる。ひるまず、立派なアニメを作り続けてほしい」と語った。

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