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静岡人インタビュー「この人」 石川祐介さん 静岡保護観察所長に就任

 保護観察所は法務省の出先機関で、更生保護や医療観察を第一線で実施する。1995年に採用され、福岡や東京、岡山の保護観察所などに勤めた。同省保護局を経て4月に着任した。本県勤務は初めて。50歳。

石川祐介さん
石川祐介さん

 ―所長としての抱負を。
 「静岡は更生保護、更生保護思想発祥の地。(1888年に静岡県出獄人保護会社を設立した実業家の)金原明善は真の立ち直りには社会で『居場所』と『出番』が必要と考えた。更生保護の充実に努め、制度が民間ボランティアに支えられてきたことを伝えたい」
 ―具体的な役割は。
 「刑務所の仮釈放者や保護観察処分を受けた成人や少年に対し、保護司の協力を得ながら再犯防止や社会復帰のための指導や支援を行う。立ち直りには本人自身の取り組みに加え、地域の理解が必要。保護司や協力雇用主の存在は大きい」
 ―職員に求めることは。
 「対象者が抱える問題と向き合い、社会の一員として更生させることが大事。そのために、職員同士や民間協力者、福祉、自治体などの関係機関と力を合わせて職務に励んでほしい」
 ―普段の心掛けを。
 「更生保護は人が人を支える活動。地域で頑張っている方との出会いを大切にしている。赴任した土地土地で更生保護の充実に取り組みたいと思っている」
     ◇
 趣味は習い始めて3年目のバイオリン。

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