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リニア関連知事発言 「国交相に謝罪」【静岡県議会知事答弁】

 川勝知事は先月26日に公務で上京した際、斉藤鉄夫国土交通相に対し、自身の発言について謝罪したことを明らかにした。斉藤国交相による10月5日の就任会見でのリニアに関する発言に対し、翌日の知事定例会見で「県民の神経を逆なでする」などと批判していた。良知氏への答弁。
 川勝知事は「(斉藤国交相は)リニア工事を進めるという旨の発言をしたが、その後、地元の理解なくしてリニア工事をしないと言われた」と謝罪した理由を説明。「その時点で私の発言に対して、それなりのご寛容をいただいたと思っている」との認識を示した。
 また、良知氏は、10月の衆院選静岡2区での応援演説で川勝知事が、自民党候補の井林辰憲氏を「リニア工事を進める候補者」と誤った認識の元で断定したと批判した。
 川勝知事は井林氏について「住民理解が得られなければ工事をすべきではない」とする立場だと理解していたとし、「丁寧に説明したことをもって(住民の)理解を得たと事業者が見なせば、工事に入られることになる」と独自の解釈を披露。自身が応援した立憲民主党の候補は南アルプスのトンネル工事を認めない立場だったとし、その違いを強調するためだったと釈明した。

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