しずおか連詩の会 初日13編 背反と融合、鮮やかに

 「2021年しずおか連詩の会」(静岡県文化財団、浜松市文化振興財団、県主催、静岡新聞社・静岡放送共催)は9日、浜松市中区のアクトシティ浜松で全40編のうち13編を紡ぎ初日の創作を終えた。詩や俳句、短歌などの分野で活躍する5人が「『変異するウナギイヌ』の巻」と題し、浜松市の風物をベースに背反する概念の交わりや融合などを鮮やかに描いた。

豊かな発想を出し合った「2021年しずおか連詩の会」初日の創作=9日午後、浜松市中区のアクトシティ浜松
豊かな発想を出し合った「2021年しずおか連詩の会」初日の創作=9日午後、浜松市中区のアクトシティ浜松

 初日は詩人の四元康祐さん、俳人の高柳克弘さん=浜松市出身=、まとめ役の詩人野村喜和夫さん、歌人で作家の東直子さん、第25回中原中也賞に輝いた詩人水沢なおさん=長泉町出身=の順番で、5行詩と3行詩を交互に連ねた。
 初参加の水沢さんは「今まで一人で詩を書いてきた。皆さんと交流しながら詩を紡ぐ経験が貴重で、新鮮に感じる」と述べた。野村さんは「ジャンル、年代、ジェンダーが異なる5人がともに創作している。良い意味で予見不可能で、スリリング」と振り返った。
 創作は11日まで。発表会を12日午後2時からアクトシティ浜松の音楽工房ホールで行う。創作された詩40編は静岡新聞文化生活部のツイッターアカウントを通じて順次発信している。

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