変異、融合…言葉のリレー 「しずおか連詩の会」浜松でスタート

 「2021年しずおか連詩の会」(静岡県文化財団、浜松市文化振興財団、県主催、静岡新聞社・静岡放送共催)の創作が9日、浜松市中区のアクトシティ浜松研修交流センターで始まった。22回目となる今年のタイトルは、詩人の四元康祐さんが作った第1編から「『変異するウナギイヌ』の巻」に決まった。

四元康祐さん(右から2人目)の創作した第1編を読み合う、高柳克弘さん(右)、野村喜和夫さん(手前)、東直子さん(左から2人目)、水沢なおさん(左)=9日午前、浜松市中区のアクトシティ浜松
四元康祐さん(右から2人目)の創作した第1編を読み合う、高柳克弘さん(右)、野村喜和夫さん(手前)、東直子さん(左から2人目)、水沢なおさん(左)=9日午前、浜松市中区のアクトシティ浜松
2021年度のテーマ「変異するウナギイヌ」
2021年度のテーマ「変異するウナギイヌ」
詩を書き上げる四元さん
詩を書き上げる四元さん
水沢さんの書籍を手に取る高柳さん
水沢さんの書籍を手に取る高柳さん
四元康祐さん(右から2人目)の創作した第1編を読み合う、高柳克弘さん(右)、野村喜和夫さん(手前)、東直子さん(左から2人目)、水沢なおさん(左)=9日午前、浜松市中区のアクトシティ浜松
2021年度のテーマ「変異するウナギイヌ」
詩を書き上げる四元さん
水沢さんの書籍を手に取る高柳さん

 本紙読者文芸選者の詩人野村喜和夫さんがまとめ役を務め、四元さん、歌人で作家の東直子さん、俳人の高柳克弘さん=浜松市出身=、第25回中原中也賞に輝いた詩人水沢なおさん=長泉町出身=が言葉を紡ぐ。5行詩と3行詩をリレー形式で繰り返し、11日までに全40編を完成する。
 四元さんの第1編は「足跡ひとつない真昼の砂浜に/老松の枝が黒々と影を落としている/と見えたのは実は/寝そべるウナギイヌだった/定形と自由を交配させた変異種だそうだ」。ウナギと犬が“融合”した浜松ゆかりのキャラクター「ウナギイヌ」を、詩人や俳人、歌人が新型コロナ禍の中で共演し異分野が調和する「連詩の会」に重ねた。
 完成した連詩を5人が朗読、解説する発表会は12日午後2時から、同センターの音楽工房ホールで行う。

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