テーマ : 熱海土石流災害

盛り土 造成面積合同調査、熱海市提案も静岡県応じず 2009年

 熱海市伊豆山の大規模土石流の起点となった盛り土を巡り、市が2009年11月、現地の造成面積が知事の許可を必要とする1ヘクタールを超えている恐れがあるとして、静岡県に合同調査を求めたところ、県が「面積の確定作業は事業者が行うべき」と応じなかったことが分かった。8日の市議会11月定例会で、村山憲三氏(熱海市政調査会)の一般質問に宿崎康彦観光建設部長が答えた。
 盛り土を造成した神奈川県小田原市の不動産管理会社は市の指導を受け、同年12月に造成面積が「1・2ヘクタール」と記載した測量図面を提出。県と市は対応を協議し、無許可で造成面積を拡大したと違反行為を認めたものの、「信憑性(しんぴょうせい)に欠ける」として正式文書として扱っていなかった。
 同社はその後、知事の許可を必要としない1ヘクタール以下の面積に変更した書類を市に提出し、受理された。

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