伊豆市敢闘賞 「箱根」出場大川選手、区間2位【静岡県市町駅伝】
伊豆市は全チームで最下位に終わった前回から6分近くタイムを縮めて市の部24位。アンカーでは今年1月の箱根駅伝に関東学生連合で出場した東京経大3年大川歩夢選手(20)が区間2位の堂々の走りで、チームの敢闘賞につなげた。

箱根駅伝では6区の山下りを任された。経験が自信になり、大学でもチームを引っ張る存在に成長した。「良い精神状態で練習に臨めている」と好調を維持し、11月には1万メートルで自己ベストを更新した。
最終12区で区間賞を獲得した「山の神」の神野大地選手(28)=浜松市北部=とは7秒差。「神野さんに勝って区間賞を取りたかった」と悔しがるが、「日本を代表するランナーと戦えるようになった。大学のチームで箱根に出られるよう引っ張っていきたい」と意気込んだ。