わいせつ 元富士宮市議に3年6月求刑 静岡地裁沼津支部公判

 女児にわいせつな行為をしたなどとして、静岡県迷惑防止条例違反と強制わいせつ、児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪に問われた元富士宮市議の無職男(41)=同市万野原新田=の論告求刑公判が1日、静岡地裁沼津支部(前沢久美子裁判官)で開かれた。検察側は懲役3年6月を求刑した。
 検察側は論告で、「市議という信頼された立場を悪用し、性的欲求を満たした卑劣で悪質な犯行」と指摘。「被害児童に与えた精神、肉体的苦痛や今後の成長における悪影響は甚大」と非難した。
 弁護側は「職や家族など培ってきた全てを失った。内省を深めている」と執行猶予付きの判決を求めた。最終意見陳述で被告は「身勝手で愚かな行為により、支えてくれた市民を裏切り心からおわびする」と謝罪した。
 起訴状などによると、被告は2020年9月、同市内で女児=当時(8)=のスカート内を盗撮し、18年9月と19年7月には、市内で児童2人にそれぞれわいせつな行為をしたとされる。今年5月には、車内で児童ポルノのDVD2枚を所持したとされる。

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