世界体操Vの芦川選手 静岡市長に結果報告 地元の支えに感謝
体操の世界選手権女子種目別平均台で日本勢として67年ぶりに金メダルを獲得した芦川うらら選手(18)=静岡新聞SBS、常葉大常葉高出=が30日、静岡市役所静岡庁舎を訪れ、田辺信宏市長に大会結果を報告した。

東京五輪の同種目で6位入賞、世界選手権では日本体操女子史上3人目となる優勝を果たした。大学進学を1年遅らせ、幼いころから慣れ親しんだ葵区の水鳥体操館で練習を重ねた。
芦川選手は「五輪や世界選手権の時も水鳥体操館の先生方に指導していただいた。地元のたくさんの人の支えがあったからこそ金メダルを取れた」と感謝の言葉を述べた。来春から日体大に進学し、2024年のパリ五輪を目指す。
田辺市長は花束を手渡し、「静岡から日本の代表に成長した。さらなる高みに向かって頑張ってほしい」とたたえた。