静岡市長 職員の逮捕陳謝 本年度4人「あるまじき事態」

 田辺信宏静岡市長は26日の定例記者会見で、市職員が窃盗容疑で相次いで逮捕されたことを受け、「あるまじき事態が続いたことを深くおわびする」と陳謝した。全職員を対象にした緊急ミーティングやストレスチェックの実施など再発防止策も示した。

静岡市役所
静岡市役所

 同市職員を巡っては24日、勤務先の市役所静岡庁舎で現金5千円を盗んだとして窃盗の疑いで健康づくり推進課の職員が逮捕された。このほか井川支所の職員が愛知県東海市役所で現金約28万円を盗んだなどとして建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕される事件も発生した。
 本年度の市職員の逮捕者は4人で、人事課によると過去最多とみられる。田辺市長は原因について「私生活や仕事でストレスや悩みを抱え、1人で解決できなかったことが不祥事につながった可能性がある」と指摘し、悩みを相談しやすい環境づくりや職員のメンタルケアに取り組む考えを示した。
 緊急ミーティングは職員約9500人が対象。不祥事を起こした場合に想定される影響などを話し合い、倫理意識を高める。

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