医療の新サービス オンラインシンポで紹介 浜松市など

 浜松市と浜松ウエルネス推進協議会はこのほど、「浜松ヘルステックシンポジウム2021」をオンラインで開いた。デジタル技術を活用した医療・健康関連の新サービス創出などについて、専門家が講演やパネル討論を行った。

浜松市内外をオンラインで結んで開催した「浜松ヘルステックシンポジウム2021」=同市内
浜松市内外をオンラインで結んで開催した「浜松ヘルステックシンポジウム2021」=同市内

 デジタルハリウッド大大学院の加藤浩晃特任教授が「ヘルステックがもたらす未来」と題して基調講演した。加藤特任教授は情報通信技術(ICT)、人工知能(AI)を使った遠隔医療や健康増進に役立つスマートフォンアプリのサービスの動向を紹介。30年ごろには日常生活で医療と関わる接点が一層増え、個人による自身の健康や医療に関する情報の管理も進むとして「医療は多角化、個別化、主体化していく」との見通しを示した。
 「ヘルステックとの共創による市民の健幸に向けて」と題したパネル討論も実施し、市内外の医療関係者やベンチャー企業経営者が登壇した。

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