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特集 : ものづくり最前線

ぶっかけコンビーフ UKAI(下田市) 自家製塩が味の決め手【静岡ものづくり最前線】

 雌の黒毛和牛のみを提供するこだわりの焼き肉店ならではのA4、A5ランクのテール肉と、店の目の前にある白浜海岸でくんだ海水で手作りした塩を使って製造する。

120グラムの瓶詰め(左)と、500グラムのパック詰めを用意している「ぶっかけコンビーフ」
120グラムの瓶詰め(左)と、500グラムのパック詰めを用意している「ぶっかけコンビーフ」

 全国有数の海水浴場として知られる白浜海岸近くに焼き肉店「特選黒毛和牛牝専門 焼肉U」を構えているが、売り上げは夏の海水浴シーズンに偏っていた。年間を通じて安定した売り上げを確保するため、2019年から開発を始めた。コロナ禍で店の売り上げも減少、開発のスピードを速め、費用をクラウドファンディングで募るなどして今年春から販売を始めた。
 味の決め手となる塩は4~5時間、海水を煮詰めて水分をできるだけ減らし、まろやかで口当たりの良さを心掛ける。通常、コンビーフはもも肉や肩肉を使うが、鵜飼伸行社長(37)の義父が営む精肉卸店から厳選したテール肉を使用する。鵜飼社長は「甘みがあり、こくが強い」と胸を張る。ご飯にそのままかけて食べることを想定し、ニンニクを加えて、パンチのある味に仕上げた。
 現在はオンライン通販が中心で、リピーターも増えてきた。下田市のふるさと納税の返礼品にも選ばれている。今後は市内店舗での販売も目指す。

 企業情報 2014年創業、18年法人化。下田市白浜1692の1。従業員2人。

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