静岡人インタビュー「この人」 阿諏訪元成さん 静岡呉服町名店街営業委員長
静岡市の行政や市内の中山間地「オクシズ」の農家と連携し、さまざまなイベントや催し物などを開催して呉服町を盛り上げている。同市駿河区出身。62歳。

―今まで携わってきたイベントは。
「静岡の人に本物のお茶を飲んでもらう企画『呉服茶w(ごふくちゃう)』や街頭灯を秋の花で装飾するハロウィーンイベント『はなはな呉服町』など。子どもたちに七夕を楽しんでもらおうと、札の辻交差点付近への竹製ブランコの設置などにも取り組んだ」
―呉服町名店街営業委員長としての使命は。
「大学を卒業後、静岡で就職し、呉服町を約40年見てきた。各地の商店街でシャッターが閉まったままの店が増えているが、100年以上続く歴史ある呉服町商店街をこれからもずっと存続させたい」
―活動の原動力は。
「全てのイベントに真剣に誠実に取り組む事で、新しい発見や人との出会いがある。それがとにかく楽しくてやめられない」
―今後はどのように取り組んでいくのか。
「各イベントを1回で終わらせるのではなく、今年やったことは来年さらに進化させる。SNSの積極活用を考えている。若い世代にも楽しんでもらいたい」
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県ノルディックウォーキング協会理事や、市内を中心にヨガのインストラクターを務める。