熱海被災者 感謝の冬支度 日用品や衣類、支援物資の配布会開始
熱海市は25日、同市伊豆山の大規模土石流の被災者を対象にした支援物資の配布会を市総合福祉センターで始めた。27日まで。

レトルト食品や衛生用品、冬物の衣類などがずらりと並んだ会場で、被災者が必要な物資を選んで持ち帰った。市内の応急仮設住宅で暮らしている中田暁美さん(70)は「生活必需品を買いそろえるのは大変なので、本当に助かる。多くの人のご好意に感謝している」と話した。
同市には7月の発災以降、国内外から多くの物資が寄付され、避難所や被災地の町内会に配られていた。避難所は10月中旬に閉鎖されたが、支援物資は大量に残っていたため、市はできるだけ多くの被災者に物資を届けようと企画した。物資の募集は既に締め切っている。配布会は午前9時~午後4時。一般の入場は不可。