覚醒剤練り込まれた炭を密輸 外国籍の5人逮捕 静岡県警など

 覚醒剤が練り込まれた炭と知りながら荷物を所持していたとして、静岡県警薬物銃器対策課、国際捜査課、浜松西、細江両署と警視庁、東京税関などの合同捜査本部は25日までに、麻薬特例法違反の疑いで、ブラジル国籍の男4人とベトナム国籍の男1人を逮捕した。覚醒剤は「炭」として24トンがトルコから貨物船で密輸されていて、合同捜査本部は同日までに、配送先に指定されていた浜松市西区の会社を捜索した。

県警や警視庁などの合同捜査本部が押収した証拠品=19日、都内
県警や警視庁などの合同捜査本部が押収した証拠品=19日、都内

 合同捜査本部によると、覚醒剤を炭に練り込んで密輸する手口は極めて珍しい。炭に含まれる覚醒剤の総量は鑑定中という。合同捜査本部は海外密売組織が背後にいるとみて、実態解明を進める。
 逮捕されたのは、ともにブラジル国籍の愛知県蒲郡市三谷町諏訪山、職業不詳の男(28)、湖西市新所原2丁目、職業不詳の男(54)、ベトナム国籍の浜松市北区初生町、会社役員の男(43)ら5容疑者。
 5人の逮捕容疑は共謀して17日、会社役員の容疑者が経営する浜松市西区村櫛町の会社の敷地内で覚醒剤が練り込まれた炭と知りながら荷物を受け取った疑い。合同捜査本部によると、いずれも「炭だと思った」などと容疑を否認しているという。
 東京税関が10月上旬にトルコから東京港に届いた貨物を調べたところ、表面に白い粉末が付着した炭を発見。鑑定の結果、覚醒剤が検出され、警視庁に通報した。
 

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