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特集 : 川勝知事「コシヒカリ発言」

自民/今後を注視 ふじ/自覚を促す【知事辞職勧告可決】

 10月の参院静岡選挙区補欠選挙での応援演説で問題発言をしたとして、県議会が川勝平太知事の辞職勧告決議案を可決した24日、各会派からは知事に対する厳しい意見が相次いだ。

県議会臨時会を終え、記者会見する自民改革会議の野崎正蔵代表(中央)ら=24日午後4時6分、県庁
県議会臨時会を終え、記者会見する自民改革会議の野崎正蔵代表(中央)ら=24日午後4時6分、県庁

 自民改革会議の野崎正蔵代表は「圧倒的な議員の支持を得られた」と賛成多数での決議案可決に手応えを口にした。今後の対応については「知事が議会に対して、どういう報告をするのか待っている状態」と明言を避け、知事の姿勢を注視するとした。
 提出を目指してきた法的拘束力のある不信任決議案は「最大限の努力をしてきたが、可決の見込みがなくなった」と提出を断念した理由を説明した。不信任案が否決となった場合、知事が信任されたと県民に解釈される可能性があることも理由に挙げた。
 急転直下の方針転換となったことについては「22日ぐらいまでは可決する感触があったが、そうはならなかった」と述べた。
 公明党県議団の蓮池章平団長は今回の決議を「大変重い」と指摘した。知事の問題発言について「また繰り返されるのではと懸念している。県政が混乱するようであれば、県民の判断を仰ぐしかない」とくぎを刺した。
 参院補選中、知事与党の会派ふじのくに県民クラブに「知事の応援演説をやめさせた方がいい」と助言していた経緯を明かし、「知事は何が問題なのか分かっていない。事あるごとに物申していかなければ」と述べた。
 一方、ふじのくに県民クラブの佐野愛子会長は「知事に重大さを自覚してもらい、今後の県政運営に当たってほしい」と望んだ。知事与党として「政策を進める方向性は同じ。引き続き支援する」としつつ、今後の知事対応は「必要だと思われる際は今まで以上に意見や提言をしっかりやる」と強調した。
 同会派に所属する17人全員が反対した知事辞職勧告決議案を振り返り「知事選を一緒に戦った仲間なので、揺らぎはない」と結束の強さを誇示した。12月の給与と期末手当を返上するとした知事の判断を「尊重する」と評価。予算編成をはじめ県政の重要局面が続く中、知事には「自民党とも協議を重ねる姿勢を」と促した。
 共産党の鈴木節子県議も辞職勧告決議案に反対票を投じたものの「県政に影響を与えた責任は重い」と語り、「知事には4選の慢心が表れていた。初心に立ち返り、住民利益最優先の県政運営を」と求めた。

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