ウエルネスワーケーション提案 新装「かんざんじ荘」で式典 浜松
浜松市西区の体験型多用途施設「カレン・ハマナコかんざんじ荘」のオープニング式典が23日、同区呉松町の現地で行われた。経営に当たる同区の不動産業リ・レーションの高橋秀幸社長や鈴木康友市長ら関係者がテープカットを行い、浜名湖観光と舘山寺温泉の発展を願った。
高橋社長は「浜名湖の豊富な観光資源を活用し、浜松で暮らしたいと思う人を増やしたい」と抱負を述べた。鈴木市長は「地域の活性化につながる施設になると期待している」と強調した。
大草山に建つかんざんじ荘は、働きながら観光も楽しむワーケーションと健康増進を組み合わせた「ウエルネスワーケーション」の実践を提案している。浜名湖が一望できる客室28室やミーティング室のほか、カフェやレストラン、屋内グランピングを楽しめる「ぬくもりの広場」などを備える。12月1日には日帰り利用も可能な大浴場がオープンする。
施設は9月に本格オープンしたが、新型コロナウイルスの緊急事態宣言中だったため、式典は延期していた。