ほうじ茶マルシェ初開催 多彩な商品、香り楽しむ 富士

 ほうじ茶を使用した食料品が一堂に会する「第1回富士のほうじ茶マルシェ」が21日、富士市の杉山フルーツ駐車場で開かれた。市内外18店・団体が計40種類以上を出品し、来場者は多彩な商品の味や香りを楽しんだ。

ほうじ茶を使った多彩な商品を楽しむ来場者=富士市の杉山フルーツ
ほうじ茶を使った多彩な商品を楽しむ来場者=富士市の杉山フルーツ

 ことし6月に富士ほうじ茶宣言をしてブランド化を進める市の取り組みを後押ししようと、農家や菓子店、飲食店でつくるプロジェクトチームが開催した。
 茶農家が茶葉やうどんなどを販売し、各菓子店の工夫を凝らしたチョコやわらび餅、ようかん、まんじゅう、パン、クッキー、ケーキなども登場した。同市伝法の菓子店「プチ・ラパン」は同日限定のジャーケーキも用意した。お茶漬けなどの変わり種や富士高砂酒造が販売する「ほうじ茶スピリッツ」を使ったハイボールを提供する店もあった。
 出店者の1人は「予想以上の売れ行き。ほうじ茶人気を実感した」と話した。プロジェクトチーム代表の茶農家山田典彦さんは「これだけの品数になり驚いている。改良を重ねた出店者に感謝している」と話し、継続開催に意欲を示した。

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