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特集 : 袴田巌さん

「再審法改正必要」 浜松で日弁連部会長講演 袴田さん学習会

 日弁連の「再審法改正に関する特別部会」部会長の鴨志田祐美弁護士(京都弁護士会)が20日、浜松市内で講演した。現在の再審法(刑事訴訟法の第4編「再審」)について規定の不備を指摘。「法改正しなければ、冤罪(えんざい)に苦しんでいる無実の人を救えない」と強調した。

「大崎事件」を引き合いにして再審法の不備を指摘する鴨志田祐美弁護士=20日午後、浜松市内
「大崎事件」を引き合いにして再審法の不備を指摘する鴨志田祐美弁護士=20日午後、浜松市内

 鴨志田さんは、1979年に鹿児島県大崎町で男性の遺体が見つかった「大崎事件」の再審弁護団事務局長。無実を訴える原口アヤ子さん(94)は過去に3回、再審開始決定を受けたが、いずれも検察官が抗告し、開始決定が取り消された。
 鴨志田さんは、大崎事件の再審請求審を踏まえ「同じ事件でありながら裁判官のやる気次第で証拠の開示が進んだり、進まなかったりする」と開示手続きのない現状を説明。開始決定に抗告する検察官について「公益の代表者として、無辜(むこ)の救済のために審理に協力するのが本来の役割」と批判した。
 第2次再審請求中の袴田巌さん(85)を支える「袴田さん支援クラブ」が、月1回の学習会「袴田事件がわかる会」に招いた。次回の12月18日は第50回記念として映画監督の周防正行さんを迎える。

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