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特集 : こち女

リトルベビー 静岡から広がった温かな輪【こち女ボイス】

 2018年に静岡県が全国に先駆けて発行した低出生体重児のための「しずおかリトルベビーハンドブック」。始まりは11年に静岡市内の母親グループが医療従事者と作成したものでした。今では7カ国語版が加わり、他にも8県と台湾とインドネシアで発行され、16県が検討中。10年かけて温かな輪が静岡から広がっています。
 その背後には、「私たちも作りたい」という各地の当事者団体を行政につないできた国際母子手帳委員会(東京)の存在があります。板東あけみ事務局長は「お母さんたちは突然の出産に強い自責の念や不安で孤立しがち。新生児集中治療室(NICU)のスタッフから優しく手渡してもらうハンドブックは、メンタルケアに大きな力を発揮してくれる」と意義を語ります。
 お母さんお父さんの熱心な活動は、わが子のためではありません。「小さいため通常の母子手帳には成長曲線の体重を記録しづらい、成長のチェック項目に丸を付けられないなど、これ以上悲しい思いをする人を増やしたくない」。皆が口をそろえるそうです。
 県版ハンドブックは、県のウェブサイトからダウンロードできます。各ページの下につづられた、先輩ママパパのメッセージに心打たれます。

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