Uターン就農支援を 川勝知事と意見交換 河津町で静岡県広聴会

 賀茂地域の移動知事室は最終日の18日、川勝平太知事と地域住民が意見交換する広聴会「平太さんと語ろう」を河津町の河津バガテル公園で開いた。河津、東伊豆両町への移住者ら4人が、町おこしや事業を通じて感じた課題の解決策などを提言した。

川勝平太知事と移住者ら地域住民と意見交換した広聴会=18日午後、河津町の河津バガテル公園
川勝平太知事と移住者ら地域住民と意見交換した広聴会=18日午後、河津町の河津バガテル公園

 河津町でワサビを生産、販売する渡辺芳子さんは息子がUターンして就農した経験を踏まえ、「新規就農者だけでなく、事業拡大するなどしたUターン就農者には支援をしてほしい」と要望した。東京から移住した東伊豆町地域おこし協力隊の高瀬真由さんは「移住者だけでなく、Uターン者を対象にした地域おこし協力隊の創設を」と訴えた。
 川勝知事は渡辺さんらの要望に「国への働き掛けが必要」と応じた上で、岸田内閣の「デジタル田園都市国家構想」に触れ、移住者やUターン者を増やすためにも「伊豆半島はそのモデル地区になると国に提案したい」と述べた。
 広聴会は新型コロナウイルス対策としてインターネット上で公開した。同日は東伊豆町の稲取漁港直売所「こらっしぇ」なども視察した。
 (下田支局・尾藤旭)

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