熱海・ニューアカオ営業終了 敷地内の系列ホテルは継続

 熱海市のアカオ・スパ&リゾートは17日までに、同社が運営するホテルニューアカオの営業を終了したとホームページで発表した。同社敷地内にあるホテルアカオ(ロイヤルウイング)や観光庭園アカオハーブ&ローズガーデンなどの営業は継続する。

営業を終了したホテルニューアカオ=17日午後、熱海市
営業を終了したホテルニューアカオ=17日午後、熱海市

 1973年に開業したホテルニューアカオは20階建て、客室250室。相模灘や市街地の夜景、熱海海上花火大会などの眺望が人気の大型ホテルで、同市の観光産業を長く支えてきた。
 かつては社員旅行などの団体が客層の中心だったが、近年は家族客や個人客も増えていた。しかし昨年から続く新型コロナ禍の影響で客室稼働率は30%ほどに低迷。今年に入ってからは繁忙期以外はほとんど休館していた。最後に営業したのは8月末だった。築50年近い施設の老朽化も課題になっていた。
 同社は8月に寺田倉庫(東京都)元社長の中野善寿氏を会長に迎え、10月に社名をホテルニューアカオからアカオ・スパ&リゾートに変更した。同社広報によると、ホテルニューアカオの改修などの予定は未定。今後は富裕層など新たなターゲットを掘り起こすとともに、文化芸術事業などを通じて付加価値を高めたいとしている。

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