浜松市教育長に宮崎氏(曳馬中校長)起用方針 行政職登用から転換

 浜松市は15日までに、12月末で任期満了を迎える花井和徳教育長(66)の後任に、市立曳馬中(中区)の宮崎正校長(58)を起用する方針を固めた。花井氏は同市で初めて行政職から登用され、2期6年務めた。市は最終調整した上で、12月14日の市議会11月定例会最終本会議に人事案を提出する見通し。

宮崎正氏
宮崎正氏

 宮崎氏は東小校長、市教委学校教育部次長兼教職員課長などを経て2019年4月から現職。現在は全日本中学校長会と県校長会のそれぞれ副会長を務めている。小、中の両方で校長を務めるなど学校現場の経験が豊富なほか、県教委も含めて幅広い行政職に携わった実績が評価されたとみられる。宮崎氏は取材に「何もお話しすることはない」と述べるにとどめた。
 鈴木康友市長は教育改革の一環で行政職や民間人の校長登用を試みてきた。花井氏は09年度に始まった行政職の校長登用第1号で、広聴広報課長から双葉小校長に任命された。学校教育部長を経て16年1月から教育長を務めてきた。20年度には市民協働で人づくり教育を進めるため、地域住民が学校運営に参画するコミュニティ・スクール制度を本格導入するなど、現場改革で一定の成果を上げた。

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