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特集 : 熱海土石流災害

県職員の聴取開始 盛り土行政手続きを担当 熱海土石流

 熱海市伊豆山の大規模土石流の起点で崩落した盛り土の行政手続きを巡り、県は15日、手続きを担当していた職員らに対する聴取を開始した。今後1カ月間をめどに退職者を含めて聞き取り、公表済みの公文書に残っていない業者とのやりとりなどを確認し、行政手続きの検証作業に生かす。

職員の聴取後、記者団の取材に応じる難波喬司副知事=15日午前、県庁
職員の聴取後、記者団の取材に応じる難波喬司副知事=15日午前、県庁

 難波喬司副知事をトップとする検証チームが、県の出先機関などで行政手続きを担当していた職員から非公開の場で事情を聴く。まずは職員約30人を対象とし、必要に応じて対象者を追加していく。聴取の結果は12月に設置する第三者委員会に報告するという。
 県によると、職員への聴取を通じて、情報の共有状況や盛り土崩落の危険性の認識、盛り土の崩落を防ぐ措置を取らなかった理由などについて調べる。現在の土地所有者以外の関係業者に関しては、接触を試みているが、現時点で連絡が取れていないという。
 難波副知事は初日の聴取を踏まえて記者団の取材に応じ、「前所有者が伊豆山地区でいろいろなことで違反行為を繰り返していて、対応に日々時間を取られ、大変苦労していたことが分かった」と説明した。危険性の認識については「まだ途中段階だが、今日の聴取では、あれだけの崩落をなかなか予見していなかった人が多かった」と述べた。

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