コシヒカリ発言謝罪 川勝静岡県知事定例会見 一問一答

 川勝平太知事は12日の定例記者会見で、参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説での問題発言について謝罪した。主なやりとりは次の通り。
 「応援演説の発言は無礼極まりないものだった。全部撤回し、県民、特に御殿場市民の皆様に衷心より深くおわび申し上げる。不適切な応援弁士だった。二度と間違いを起こさないよう、しっかり整理ができるまで政務活動はしない。公人の立場に徹すると誓う」
 ―発言のどこが悪かったと分析したか。
 「『御殿場はコシヒカリしかない』という否定的表現。(若林洋平候補の)『コシヒカリさえあればいい』という旨の発言を逆手に取って論じた結果、御殿場に対し非常に無礼な発言になった。公人として言ってはならないことだった」
 ―10日の会見では「今後は公務と政務を分ける」と言っていた。政務を控える方向に変わった理由は。
 「応援弁士を初めて自覚的に引き受けて山崎真之輔候補を応援した結果、差別や比較をするような発言をした。公人としてやるべきではないと思っていたことで、大失態だった。自らが政務のつもりでも、県民が知事の発言として見るのは当然。政務だからと言い訳できるものではない。公人と知事、川勝平太は一体。一方を応援することが差別につながったと反省し、公人として言動を一貫させると決意した」
 ―人口や産業の規模が大きい市の出身者が県の代表に適任と考えているのか。
 「立派な政策を持っているか、どんな経験をしているかが重要。選挙は政策が問われるべき。私は(若林氏の政策が不十分だと)受け止め、それを強調して言った結果、相手候補より御殿場という名前を出したため御殿場がないがしろな言い方で表現された」
 ―残り3年半の任期を務め切る自信は。
 「(6月の知事選で)県民から4年間しっかりとあなたが言ったことを実行しなさいとの負託を受けた。力の及ぶ限りそれを実践するのが私の務めだ」
 ―自民改革会議と公明党県議団が臨時会招集を請求した。
 「早期招集を要請された。全ての議員の出席が望ましいので、それを勘案して適切に日程を決めたい。20日以内という規則に許された範囲内で決める」
 -自民は不信任決議案を提出する考えだが受け止めは。可決された場合は辞職するのか、議会解散を選ぶか。
 「議員に権利があるので、その権利を行使されればよい。不信任決議について、どうだこうだということは今は全く考えていない。結果に従い、粛々と手続きに応じた選択をすればよいという考え」

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ