VRプログラム開発へ連携 静岡産業技術専門学生と沼津の企業 事故再現、安全教育に生かす

 静岡産業技術専門学校(静岡市葵区)と明電システムソリューション(沼津市)の連携授業が8日、始まった。ゲームクリエイト科2年の4人が約4カ月間、同社が手掛ける「VR(仮想現実)安全体感教育システム」のシナリオとプログラム開発に取り組む。

街中や学校での事故をテーマにシナリオを考える学生たち=静岡市葵区の静岡産業技術専門学校
街中や学校での事故をテーマにシナリオを考える学生たち=静岡市葵区の静岡産業技術専門学校

 VRゴーグルと揺れや傾きを再現する装置「3軸VRシミュレータ」を用いて、工事現場や工場での作業中の事故を疑似体験できるシステム。はしごや階段からの落下、フォークリフトの荷崩れなどを体感して現場の危険要素を確認できる。企業の安全教育の場で活用されている。
 授業では2年の清田未来さん(19)、中西惇さん(19)、田宮正樹さん(20)、本多捷平さん(20)が街中や学校での事故をテーマにシナリオを考え、プログラミングする。リーダーの清田さんは「大変貴重な機会。自分たちにできることを精いっぱいやりたい」と意気込んだ。学生が制作したシナリオは来年2月末に実際にリリースされる予定。
 鈴木典芳社長は「学生ならではの視点で自由に発想し、コンテンツを作り上げてほしい」と期待を込めた。

いい茶0
メールマガジンを受信する >