テーマ : 熱海土石流災害

静岡人インタビュー「この人」 高橋一美さん 伊豆山の住民を支える任意団体「テンカラセン」を設立した 

 熱海市伊豆山で弁当店を経営する傍ら、大規模土石流で疲弊する住民の困り事を聞いて回ったり、支援物資を配ったりとボランティアに尽力。復旧復興に向けてこれまでの活動を「点」から「線」に広げようと、10月に任意団体「テンカラセン」を設立した。45歳。

高橋一美さん
高橋一美さん

 ―発災からこれまでの自身を振り返って。
 「もともと人助けをするキャラクターではなく、目の前のことに必死に対処してきただけ。現地では毎日『大丈夫?』という言葉が飛び交っていた。そんな人を気遣う気持ちをもっと広げたいと思い、設立した」
 ―メンバーは。
 「発災時から共に活動してきた20代から50代の仲間15人。被災した人もいれば、医療、福祉関係者、事業者など立場はさまざまだが、常に住民の本音を聞いてきた人たち」
 ―団体の活動内容は。
 「住民が集える場所を作りたい。不安や不満を抱えている住民が何でも話せる機会を定期的に設け、地域と行政をつなぐハブの役になれたら。子どもがボランティアを体験するイベントも開きたい」
 ―今後の目標は。
 「災害で地域が失った物は多いが、活動を通じて住民から『住みやすくなった』という言葉が聞けたらうれしい」
     ◇
 自身をせっかちな性格と分析する。口癖は「何とかなるさ」。

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