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百条委が1回目審議「年度内に一定の究明」 熱海土石流

 熱海市伊豆山の大規模土石流の原因と責任の所在を究明する同市議会の調査特別委員会(百条委員会)は5日、1回目の審議を行い、今後の議論の進め方などを協議した。委員長に就いた稲村千尋市議は「年度内にある程度はっきりさせたい」と述べ、国や県に法令強化を求める考えも示した。
 百条委は同日の臨時会で正式に設置が決まった。調査期間は設けていないが、委員からは「状況は日々変わる。スピードを重視し、可能な限り何度でも会議を開くべき」との意見が出された。県と市が10月に公開した行政文書に黒塗り部分が多かったことに触れて「百条委の権限で明確にさせたい」との要望も上がった。
 稲村委員長は閉会後の取材で、起点の盛り土を含む土地の現旧所有者や造成業者、当時の県や市の職員に対する証人尋問の必要性を強調した。その上で県と市が10年以上前から盛り土を不安視していたにもかかわらず、防災対策を講じない土地所有者への要請の在り方などについて「委員それぞれが多くの疑問を感じている。会議の回数を増やして早い時期にできるだけ究明したい」と述べた。

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