体操・芦川うらら選手 世界一を報告「出し切ることができた」【動画あり】
10月に行われた体操の世界選手権種目別女子平均台で、日本勢として67年ぶりに優勝した芦川うらら選手(18)=静岡新聞SBS、常葉大常葉高出=が5日午前、静岡新聞放送会館を訪れ、大会結果を報告した。芦川選手は「五輪で出し切れなかった演技を(世界選手権で)出し切ることができた。達成感があった」と喜びを語った。

東京五輪で6位だった芦川選手は世界選手権で、国際大会では自身初の14点台となる14・100点をマークして頂点に立った。今月には五輪出場のため1年先送りした日体大への進学が決まった。2024年パリ五輪に向けて「団体メンバーに入り、ほかの種目でも点数が出るように頑張りたい」と語った。
同席した日本体操協会の水鳥寿思強化本部長(静岡市出身)は「次を期待されている選手の一人。活躍すれば日本としてメダルが取りやすくなる」と話した。静岡新聞社の大須賀紳晃社長と静岡放送の榛葉英二社長が花束などを手渡した。大須賀社長は「最高の結果で良かったですね」とねぎらった。