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静岡人インタビュー「この人」 松浦成夫さん ふれあいの森林づくり表彰を受けた認定NPOの理事長

 2006年に任意団体「時ノ寿の森クラブ」を設立した。21年6月から認定NPO法人として活動する。森林保全の取り組みが認められ、国土緑化推進機構が実施した21年度の顕彰事業で入賞した。68歳。

松浦成夫さん
松浦成夫さん

 ―受賞の感想は。
 「民有林を所有者に代わって守ってきた。森が再生されつつある。ただ、都市部住民を巻き込んだ事業の展開は道半ば。設立15年の節目での受賞は、活動への激励だと受け止めている」
 ―NPOの主な事業は。
 「森林保全活動や自然体験プログラムなどの事業が中心。森を活用したサービスを提供して対価を得る仕組みを作らないと、活動が自己満足になりかねない。森林の恵みを社会に還元していきたい」
 ―環境に対する意識の変化を感じるか。
 「森の役割が見直されている。週末は森で遊ぶ子どもの姿が目立ってきた。運営するゲストハウスは家族利用が増えている。自然と向き合い、絆を確かめ合う機会になっている」
 ―今後の展開は。
 「来春に向けて、人と森を結ぶプラットフォームを構築する。多様な過ごし方を選べるガイドマップを作り、森林の新たな利用を提案していく。人が入った方が、森も元気だ。人と里山の共生に力を尽くしたい」
     ◇
 四国遍路の再開を検討中。16年前に26番札所まで歩いた経験がある。

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