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静岡人インタビュー「この人」 田村滋治さん 笠井だるま市を運営する保存会の会長

 浜松市東区笠井町の福来寺で130年続く新春恒例の「笠井だるま市」を企画・運営する「笠井だるま市保存会」の会長。他団体や地元児童生徒の作品展示を行うなど、幅広い世代が伝統行事に携わる試みを続ける。78歳。

田村滋治さん
田村滋治さん

 -活動のきっかけは。
 「だるま市は多くの人々の手によって脈々と受け継がれてきた伝統的な行事。これまで支えてこられた方々の高齢化が進み、自分たちが支えなければという気持ちになった」
 -心掛けていることは。
 「一部の人だけでなく、笠井に住む全ての人が関わり、共通の話題となる行事を目指している。地域に愛着を持ち、古里を支えようという気概を持った人材が今後、生まれていくと思っている」
 -取り組みの成果は。
 「手探りだったが地道な活動が功を奏し、次第に行政や学校と連携した活動が可能になった。会場に並ぶ掲示物も多彩さを増し、行事全体を盛り上げてくれている」
 -今後の抱負を。
 「価値観が変化していく時代において、われわれの思いをどう次の世代につなげていくか。そのことを念頭に置きながら、だるま市を運営したい」
     ◇ 
 市民オーケストラの浜松交響楽団設立に携わり、楽団の理事長などを歴任した。現在は顧問を務めている。

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