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特集 : この人

静岡人インタビュー「この人」 米野みちよさん 外国人看護師について考える本を出版した

 4月に静岡県立大国際関係学部教授(文化人類学専攻)に就いた。経済連携協定(EPA)に基づき東南アジア各国から来日する看護師候補生などについて研究する。神奈川県出身。53歳。

米野みちよさん
米野みちよさん

 -静岡の印象は。
 「都市が大きすぎず、景色も良く過ごしやすい。茶やミカン、ワサビなど静岡ならではの食べ物も堪能している」
 -新たに書籍(共編著)を出した。
 「現状の研修制度では日本語教育が十分ではない人が来日したり、教育する看護師の負担が過重になったりするケースが多い。結果として日本の看護師国家試験の合格者は少ない。介護士研修生を記した本は多くあるが、看護師を専門的に扱った書籍は少なく、課題を伝えたいと思った」
 -静岡で取り組む新たな研究は。
 「外国人の音楽活動を考察したい。県内ではフィリピン人歌手などが活躍しており、独自の音楽を編み出している。日本人との関わりも踏まえ、音楽を軸に形成される外国人コミュニティーを学んでいく」
 -学生に期待する点を。
 「留学生と積極的に交わり、国際感覚を養ってほしい。現在は海外旅行は難しい状況だが、留学や海外で仕事をする経験は視野を広げることにつながる」
     ◇
 留学生や教員として20年以上フィリピンに住んだ経験がある。

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