静岡銀行 シンガポール支店開設 26年ぶり新規海外出店

 静岡銀行は11月1日、シンガポールに支店を開設する。海外へ静岡県内企業の進出が相次ぐ中、東南アジアの新しい営業拠点として既存の駐在員事務所を格上げし、人員態勢やサポート機能を拡充して顧客のニーズに対応する。静岡銀行の新規海外出店は1995年の上海駐在員事務所開設以来、約26年ぶり。
 タイやベトナム、インドネシアなど東南アジア諸国連合(ASEAN)諸国に加え、インドも営業エリアとしてカバーする。駐在員事務所が扱っていなかった融資業務のほか、現地の法令に関する情報提供や事業パートナー選定に対する助言といった顧客からの相談に対応する。
 スタッフ数は駐在員事務所の3人から、現地スタッフを含めて14人態勢に一気に拡充する。
 県企業立地推進課によると、県内で東南アジアとインドに進出している企業は2020年4月現在で約370社に上る。静岡銀行は「支店にすることで、機動的に活動できる。現地での顧客のニーズにきめ細かく対応したい」(国際営業統括グループ)としている。
 静岡銀行は同日、米国にもシリコンバレー駐在員事務所を開設し、グループの海外拠点は海外3支店、2駐在員事務所、1現地法人体制となる。

いい茶0
メールマガジンを受信する >