衆院選 静岡5区/吉川赳氏【プロフィルとアンケート】

 2014年の衆院選で落選し、19年3月の繰り上げ当選まで浪人生活を味わった。この4年余りは「地域密着でいろいろな話を聞いた。支え続けてくれる人の気持ちに応える大切さを学んだ。大きな財産」と振り返る。
 国政復帰後は、省庁の司令塔役である内閣府の政務官として政府中枢で経験を積んだ。特に注力した地方創生では、地方移住熱が高まる好機も訪れ、「市場原理主義から“地方原理主義”へと転換し、地方への集中投資で活力ある地域社会を作る」と力を込める。
 老人保健施設での勤務経験から厚生労働分野を専門としてきたが、新型コロナウイルス感染拡大で「専門分野の力だけでなく、これからは幅広い政策立案能力が必要」と政治家像を見直した。与党議員として4年余り。「若さでなく、経験も強みにしたい」と実績のアピールにも励む。
 自粛生活中に2人の娘と料理をする機会が増えた。「腕が上がり、娘と良い勝負ができる」と自負する。

 質問1)政府のこれまでの新型コロナ対策を評価しますか。その理由を含めお答えください。また、今後のコロナ対策で必要なことは何だと考えますか。
 評価する。特にワクチン接種の進捗(しんちょく)。今後の課題としてはライフステージにおいて重要な場面にいる方への優先接種なども国が自治体に対して提言すべきだ。また、感染症病床の確保は進めつつ、感染減少時のランニングコストの補塡(ほてん)。PCR検査の無料化や検査体制の充実などを進める必要がある。

 質問2)ウィズコロナ、アフターコロナの経済対策についてのお考えを具体的にお聞かせください。
 影響を受ける企業への業種を問わない支援や、融資の返済も含めた伴走支援が大切。今後は接種証明や、それに代わる陰性証明などを活用した需要喚起策を進めていく必要がある。また、交通手段に対しての補助を行うなど、なるべく個人の経済格差などに左右されず、誰もが享受できる方法も進めるべき。

 質問3)脱炭素社会に向けての道筋をどう描きますか。原発対策のあり方を含めお答えください。
 火力発電の削減に伴い必要となる電力供給に対して、再生可能エネルギーのみで補えないため、原発の再稼働は進めていくべきだ。また、自動車などの二酸化炭素排出削減の目標については、業界の雇用への影響を考慮しつつ、技術革新を産官学で強力に進めるべきだ。

 質問4)憲法改正に賛成ですか、反対ですか。その理由とともにお答えください。賛成の場合はどの条文を改正しますか。
 賛成。9条に自衛隊の存在を明記すべきだ。国際協力活動における立場の明確化。24条の家族のあり方を理念的に明記すべき。96条の改正要件を変更すべきだ。

 ①選挙区内のお気に入りのスポット②愛読書③尊敬する人④趣味⑤子どもの頃の夢⑥新型コロナウイルス感染が収束したら何をしますか⑦大臣をやるとしたらどのポストに就きたいですか
 ①岩本山公園②指導者とは(ニクソン)③吉田茂④読書⑤経営者⑥家族、愛犬とキャンプ⑦地方創生担当大臣

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ