自民・若林氏「力不足」 参院静岡補選敗北 首相てこ入れも及ばず

 参院静岡選挙区補欠選挙に敗れた自民党新人若林洋平氏(49)の静岡市駿河区の事務所では午後11時過ぎ、相手候補の当選確実が報じられると陣営関係者からため息が漏れた。事務所に姿を見せた若林氏は「力不足だった。多くの人に支えていただいたのに結果を出せなかった」と支援者らに深々と頭を下げた。自民は6月の知事選に立候補するために辞職した同党参院議員の議席を野党に譲った。

支援者に頭を下げる若林洋平氏=24日午後11時14分、静岡市駿河区
支援者に頭を下げる若林洋平氏=24日午後11時14分、静岡市駿河区

 若林氏が党県連による公募で選出されたのは8月中旬。選挙準備の期間は限られたが、自民党総裁選や岸田新政権の発足に伴い、選挙戦序盤は優勢が伝えられた。衆院選の前哨戦という位置付けから、選挙期間中は岸田文雄首相から2度の応援を受け、衆院選の各陣営や国政で連立を組む公明党とも連携。与党を挙げた総力戦を展開したが、及ばなかった。
 若林氏は敗因について「コロナ禍の影響もあり、訴えが伝わらなかった」と語り、来年夏の参院選本選は「私自身はチャレンジしたい」と立候補に前向きな考えを示した。

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