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特集 : こち女

声を掛け合うだけで十分では【こち女ボイス】

 登園登校前に子どもの熱を測る、最近は保護者の熱まで測って申告する行為が定着しました。わが子の発熱の有無は、見るか触るかすれば分かる、ましてや自分が発熱すれば、測る前に気付くという方もいるでしょう。それでも毎日申告させ、園や学校がチェックする体裁を取り続けていることに、違和感があります。
 複数の医師によると、新型コロナウイルス発症者のうち発熱するのは半数以下との報告があり、そもそも無症状の人もいるなど、感染者を見つけ出す目的での検温は、効果が限定的といいます。自分と家族の健康観察はもちろん大切。ですが社会で形式的な対策をすればするほど、「感染を許さない雰囲気を高める」と、静岡市内の小児科医は危ぶみます。実の無い行為でもおろそかにしていると、世間から後ろ指を指される現状を、同市内の感染症医は「日本中が一方向に進んで、なんかおかしいと思っても逆らえない。戦時中のよう」と表現しました。
 「体調が悪ければ家で休もう」と声を掛け合うだけで十分ではないでしょうか。自分や子どもの体調が悪い時に休める環境と体調の変化も伝え合える人間関係こそ、必要だと思います。

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