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静岡人インタビュー「この人」 有海幾雄さん 掛川ハヤシライスの呼び掛け人 

 掛川市内で居酒屋など6店舗を経営する。新型コロナウイルス感染拡大で客足が遠のいた駅前商店街を盛り上げるため、周辺飲食店と共にハヤシライスを掛川市のご当地グルメ化する活動を始めた。43歳。

有海幾雄さん
有海幾雄さん

 ―活動を始めた思いは。
 「公的な支援を待つばかりではなく、自ら行動を起こす姿を示したかった。誰も人がいない店内空間は悲しく、寂しい。厨房(ちゅうぼう)を遊ばせておくわけにはいかないという経営者としての意地もある」
 ―なぜハヤシライスを選んだのか。
 「掛川とは無関係だが、誰からも愛されている料理。アレンジしやすく、提供する側にとっては独自色を発揮しやすいメニューでもある。何か一つは地元産の食材を取り入れるなどルールを決めていきたい」
 ―駅前商業地の現状は。
 「人の流れが戻らず、業況は厳しい。自分の店では、グループの売り上げがコロナ前と比べて3分の1に減った。仮にコロナが収束しても、宴会需要の回復に数年はかかるだろう」
 ―将来の展望は。
 「賛同してくれる仲間を20店舗程度まで増やして、絆を強めていく。コロナ収束後には、全国から人を呼び込みたい。市内を観光して、昼食には名物のハヤシライスでおなかいっぱいになる。そんな食べ歩き旅行を提案したい」
     ◇
 ドラム演奏が趣味。
 (掛川支局・高林和徳)

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