⚽J1清水 ディサロ攻撃切り札に けがから復帰、巻き返し

 J1清水のFWディサロ燦(あきら)シルヴァーノ(25)が、残留を目指すチームの攻撃の切り札となる。約1カ月の離脱となったけがから復帰し、3戦連続で途中出場中。昨季のJ2で日本人最多得点のストライカーは「自分の長所を生かして流れを変えたい」とジョーカーとしての役回りにも意欲を示す。

攻撃の切り札として期待される清水のディサロ=三保グラウンド
攻撃の切り札として期待される清水のディサロ=三保グラウンド

 9月18日の仙台戦の終盤にリーグ戦8試合ぶりに出場。相手守備網の背後を突く動きだしやポストプレーで前線の起点となった。前節福岡戦は後半16分から登場。20分に味方のクロスバー直撃シュートの跳ね返りを押し込んだ場面はオフサイドとなったが、ゴールへの期待感を漂わせた。
 8月に背中から腰にかけての筋肉の損傷で離脱。FWのポジションは夏に加入した藤本が先発に定着し、競争はより厳しくなった。ただ、経験豊富な藤本のプレーぶりに「前線の守備の圧力が上がった。先輩が姿で見せてくれると、行くところは行かないといけないと再確認できた」と学びも得ている。
 昨季はJ2で18ゴールの点取り屋もJ1初挑戦となった今季はリーグ戦1得点止まり。苦闘のシーズンを送るが、母親から言われてきたという「死ぬこと以外はかすり傷」の言葉を胸に前を向く。残り7試合、自身とチームの巻き返しを誓う。(市川淳一朗)

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ