テーマ : この人

静岡人インタビュー「この人」 掛井亮一郎さん 心肺蘇生法習得を妊婦らに呼び掛ける消防士

 消防署員が業務の課題解決策を提案する第28回浜松市消防職員意見発表会で、「親の涙を、笑顔に変えるために」のテーマで発表し、優勝した。南消防署白脇出張所の消防士。25歳。

掛井亮一郎さん
掛井亮一郎さん

 ―発表内容は。
 「妊婦健診時に、親に心肺蘇生法を学んでもらうことを提案した。心肺蘇生法は運転免許取得時などに学ぶものの、成人後に学ぶ機会は少ない。乳児にもしものことがあったときのためにぜひ知ってもらいたい」
 ―なぜこのテーマに。
 「昨年5月に生後間もない心肺停止の乳児を搬送したが、残念ながら助けられなかった。われわれの到着前に心肺蘇生が施されていたら違う結果になったのではと感じたのがきっかけ」
 ―自身の境遇も関係あるとか。
 「10月に第1子が誕生した。自分も妊婦健診に幸せな気持ちで足を運んだが、わが子に何かあったらどん底に突き落とされる。新しい命を授かったことを踏まえ、心肺蘇生法の重要性を訴えたい」
 ―市民に伝えたいことは。
 「突然子供が心肺停止になったら、慌ててしまうのは当たり前。だからこそ、日頃から知識を有しておくことが重要。動転してしまっても、できることは必ずあると広く周知したい」
     ◇
 ジュビロ磐田のサポーターで、名波浩さんの大ファン。

いい茶0

この人の記事一覧

他の追っかけを読む