⚽磐田 前半怒濤の4得点、首位固め J2リーグ第33節

 明治安田J2リーグは9日、第33節の5試合が行われ、首位の磐田は北九州に4-1で快勝し、3連勝で勝ち点を72に伸ばした。

磐田―北九州 前半15分、シュートを決める磐田のルキアン(11)=ヤマハスタジアム
磐田―北九州 前半15分、シュートを決める磐田のルキアン(11)=ヤマハスタジアム
磐田―北九州 前半16分、シュートを決めて喜ぶ磐田の山本(23)=ヤマハスタジアム
磐田―北九州 前半16分、シュートを決めて喜ぶ磐田の山本(23)=ヤマハスタジアム
磐田―北九州 前半15分、シュートを決める磐田のルキアン(11)=ヤマハスタジアム
磐田―北九州 前半16分、シュートを決めて喜ぶ磐田の山本(23)=ヤマハスタジアム


②ヤマハ(磐田2勝)▽観衆5662人
磐田 22勝6分け5敗(72) 4(4―1 0―0)1 北九州 6勝12分け15敗(30)
▽得点者【磐】ルキアン(20)山本康(4)鈴木雄(5)山田(8)【北】佐藤亮(4)

 【評】磐田が北九州DFの背後を狙い続けて快勝した。
 前半2分、相手スローインからの速攻で先制点を奪われた。
 15分、大井の長いパスに抜け出したルキアンが同点ゴールを決めると、直後は遠藤のクロスを鈴木雄が落とし、ルキアンのシュートのこぼれ球を山本康が押し込んだ。20分は伊藤のパスに抜け出したルキアンのクロスを鈴木雄が合わせ、38分は鈴木雄のパスに反応した山田が決めた。
 後半は北九州に決定機を許す場面が目立ったがリードを守った。

 ■先制点許すも動じず 3連勝
 試合開始2分、北九州に先制点を許した磐田だったが、動じなかった。むしろ攻撃のスイッチを入れるための失点になったかのようだった。15分、DF大井の縦パスに抜け出したFWルキアンが決めると、1分後にMF山本康が決めてあっさり逆転。MF鈴木雄、MF山田も続き、前半だけで今季最多タイの4点を奪った。
 相手の背後を突くことに徹して怒濤(どとう)の反撃を呼んだ。大井は「相手のハイプレスは想定内。サイドバックも前に出てきたし、スペースがいっぱいあったので、ルキアンを生かさない手はないと思った」。前半は風上に立っていたこともあり、長いボールは効果的だった。
 冷静な試合運びや状況判断も、勝ち続けるにつれて向上している。MF山本康は「先制されたが、(残留争いしている)北九州の心理的な面を考えれば、向こうは88分間守らないといけない気持ちになるので、試合は優位に進めると思っていた」と慌てなかった。
 最近は2度阻まれていた3連勝を成し遂げて首位をキープした。鈴木監督は「もう少し(パスを)つなぎたかったし、後半は自分たちのミスからリズムを崩した。90分の中で波がある。高いレベルの相手には失点している」と満足していない。J1復帰が確実になってきた中、来季も見据えた戦いへの意識を高めていく。
 
 ■ルキアン6戦連発
 FWルキアンが6試合連続ゴールをやってのけた。0―1の前半15分、DF大井のパスに抜け出すと冷静にゴール左隅へ、今季通算20点目を流し込んだ。「早々に失点したが、自分たちのやることははっきりしていた。きょうは決定力を見せつけることができた」と胸を張った。
 次節17日の栃木戦は記録が懸かる。7試合連続ゴールとなれば、過去に4人が達成したJ2最長記録となる。クラブとしても2002年(J1)のFW高原直泰が達成した記録に並ぶ。
 

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ