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特集 : こち女

ドリンク一工夫♡おうち時間に彩り ノンアルカクテル/ハーブティー♪飲み物レシピ

 新型コロナウイルス感染症の流行による外出控えで、「自宅で飲む飲み物のバリエーションを広げたい」と思う人もいるのでは。誰でも気軽に楽しめるノンアルコールやノンカフェインの飲み物レシピを、静岡県内の専門店に提案してもらった。

「苦みや渋みなどを強調するとカクテルらしい味になる」と話す村田祥一さん=静岡市葵区のミューザミューズ
「苦みや渋みなどを強調するとカクテルらしい味になる」と話す村田祥一さん=静岡市葵区のミューザミューズ
「きれいな黄色を楽しむにはガラスの茶器がいい」と話す落合玉江さん=三島市
「きれいな黄色を楽しむにはガラスの茶器がいい」と話す落合玉江さん=三島市
「苦みや渋みなどを強調するとカクテルらしい味になる」と話す村田祥一さん=静岡市葵区のミューザミューズ
「きれいな黄色を楽しむにはガラスの茶器がいい」と話す落合玉江さん=三島市


 ■ノンアルカクテル 自分好みの味 見つけて
 今年2月にオープンした静岡市葵区のカクテルバー「Muse Amuse(ミューザミューズ)」は、メニューの四分の一ほどがノンアルコールカクテル。常時30種類以上を提供する。マスターの村田祥一さん(26)によると、近年では、若者のアルコール離れからイギリスなどを中心に世界的に流行し、「似た」という意味の「モック」を掛けて「モクテル」の名で定着しつつある。
 最初に教えてくれたのは、ノンアルコールカクテルの代名詞「サラトガクーラー」。絞った生のライムとジンジャーエールを合わせるだけの簡単なレシピだが、ライムの香りが爽快で、気分転換にふさわしそう。ライムを軽くつぶしながら混ぜると苦みや渋みが強調され、カクテルらしい味になる。
 次の「バージンソルクバーノ」は、ラム酒ベースの「ソルクバーノ」のノンアルコ-ル版。一般的に、カクテル名の頭に「バージン(純粋な)」を付けるとノンアルコールを指すことも多いという。生のグレープフルーツジュースに、ほんのり苦みのあるトニックウオーターを加えた見た目も華やかな一杯だ。
 最後の「バージンキウイモヒート」は、ラムベースの定番カクテル「モヒート」のノンアルコールアレンジ。生のキウイをたっぷり使い、ライムやミントの酸味や香りを効かせて、炭酸水で割ったフレッシュな味わい。キウイの代わりに桃など、季節の果物を使ってもいい。
 いずれも、氷は家庭で作ったものより、市販のかち割り氷を使うと仕上がりに差が出る。ゆっくり溶けるため水っぽくなりにくく、透明度が高いので見た目も美しくなる。
 村田さんによれば、カクテルの味わいは、果物やハーブなどアルコール以外の材料に由来するものも多い。「そこを意識すると、自宅でもおいしく作ることができる。グラスを変えたり、果物を飾ったり、自分好みのアレンジを楽しんでもらえたら」


autumn2021  ■サラトガクーラー
【材料】生のライム(1/8カットを2~3片)、ジンジャーエール(適量)
【作り方】
①ライムを8等分にくし切りにし、2片程度の搾り汁をグラスに入れる
②氷をグラスの縁まで詰め、スプーンなどで軽く混ぜる
③ジンジャーエールをグラス半分まで注ぎ、❶で絞ったライムを中に入れ、軽くつぶしながら混ぜ合わせる
④グラスの縁までジンジャーエールを注ぐ。仕上げにライム1片を絞り入れる


autumn2021  ■バージンソルクバーノ 
【材料】ピンクグレープフルーツ(半個程度)、トニックウオーター(適量)
【作り方】
①グラスに氷を入れ、ジューサーなどで絞った(手でも可)生のグレープフルーツジュース(半個分)を注ぐ
②スプーンなどで混ぜて氷となじませ、ジュースを冷やす(好みで砂糖を加える)
③グラスの縁までトニックウオーターを注ぎ、軽く混ぜる


autumn2021  ■バージンキウイモヒート
【材料】キウイフルーツ(1/2個~1個)、ライム(1/4個)、炭酸水(適量)、砂糖(小さじ2程度)、スペアミント(適量)
【作り方】
①グラスと別の容器に、皮をむいたキウイフルーツと1センチ角に切ったライムを入れ、軽くつぶす
②炭酸水を少量加え、砂糖も加えて混ぜる
③スペアミントを加え、軽くつぶす
④❸を大きめのグラスに注ぎ、氷を入れ、混ぜて冷やす⑤炭酸水をグラスの縁まで注ぎ、下から軽く混ぜて完成
※レシピの分量はいずれも1杯分



autumn2021
 ■ハーブティー 生の葉煎じて香り高く
 静岡県内で20年以上にわたりハーブの生産加工販売を手掛ける「落合ハーブ園」(三島市)。同社専務でNPO法人日本ハーブ振興協会主席研究員の落合玉江さんに、生のハーブを煎じたフレッシュハーブティーの楽しみ方を聞いた。
        ◇
 紅茶のように乾燥したイメージのあるハーブティーだが、乾燥させるのは保存のため。生のハーブが手に入れば、そのまま煎じた方が香りが高く、ずっとおいしい。種類は多様で体の状態に合わせて選ぶといいが、一般的な飲みやすいブレンドを紹介したい。まずは、昼間に飲む眠くならないハーブティー。すっきりした香りのレモングラスをベースに、スペアミントやアップルミントなどのミントを数種類混ぜ、ポットに入れて、熱いお湯で抽出するだけ。消化を促進するので食後におすすめ。
 次は、仕事終わりなどリラックスしたい時のブレンド。発汗作用のあるレモンバームと鎮静効果のあるレモンバーベナを3対2の割合で混ぜる。ショウガの根を乾かしたドライジンジャーや蜂蜜を少し加えてもいい。血流が良くなるので冷え性の方はぜひお試しを。
 フレッシュハーブティーをおいしく作るこつは、お茶などより高い湯温でしっかり抽出すること。生のハーブはスーパーの野菜売り場で手に入る。苗を買って自宅で育てる人も増えている。手入れの手間は少ないので挑戦してみて。

autumn2021
 ■昼間のリフレッシュブレンド
 【材料】生のレモングラス、スペアミント、アップルミントなどミント類2、3種を適量
 【作り方】①レモングラスにミント類を足し、計5グラム程度をポットや急須に入れる②沸騰させたお湯を熱いまま❶に注ぐ③3分間抽出し、カップに注ぐ
 
autumn2021  
 ■夜のリラックスブレンド
 【材料】生のレモンバーム、レモンバーベナ、(以下好みで)ドライジンジャー、蜂蜜をいずれも適量
 【作り方】①レモンバームとレモンバーベナを3対2の割合で計5グラム程度、ポットに入れる(好みでドライジンジャーを少量加える)②沸騰させたお湯を熱いまま❶に注ぐ③3分抽出し、カップに注ぐ。好みで蜂蜜を加える

autumn2021
 ※レシピの分量はいずれも約2杯分

 ■コロナ下 消費スタイル変化
 新型コロナウイルス感染症の流行によるライフスタイルの変化で、ノンアルコール飲料の需要は高まっている。飲食店の酒類提供の制限に加え、健康志向の一層の高まりが後押しした形だ。
 飲料大手各社からはビールのほか、これまで輸入中心だったワインや、日本酒テイストのノンアルコール飲料の発売が相次ぐ。各社とも味わいや健康に対する機能性を重視し、アルコールの代替品以上の価値を追求する。
 一方で、飲料の消費の場は家庭にシフトしている。矢野経済研究所(東京)の最新の飲料市場に関する調査では、2020年はコンビニなどでの小型ペットボトルを中心とした販売が落ち込む一方、量販店などでの大型容器の販売が伸びた。

 

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